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ホーム > 大隣岳茶生産組合とは

 
 2009年第63回全国茶品評会審査結果が発表され、普通煎茶の部で南九州市が産地賞1位を獲得しました。 南九州市の産地受賞は旧知覧町時代を含めると平成8年より12回目となり,平成16年から連続6連覇となります。 個人部門においては普通煎茶30 の部第1位を受賞したのが「知覧銘茶研究会大隣岳茶生産組合」です。
 知覧茶の栽培の歴史は、町北部の手蓑地区から始まったとされています。その後、大正、昭和と栽培面積が拡大していったのですが、当組合の歴史は比較的新しく、1967年(昭和42年)に、町内で5つの茶生産団地の造成がなされた時からです。大型茶園の急増は背負式や可搬式摘採機の実用化により、摘採が容易になったことと、乗用型茶摘採機の研究開発が進み、大型機械化・省力化が可能となり規模拡大と機械化熱が高まったことによります。そのうちの一つが大隣岳茶生産組合の前身です。
 大隣岳茶生産組合の名前は、集落内には大隣岳という山があり、その麓の知覧町大字塩屋には大隣という小字があります。地名は小字に過ぎないが、山の名前になっていることもあって大隣という名字は知覧町ではたいへん多く、町内の名字ランキングでは第5位にランクされるメジャーな名字です。大隣岳の麓には、旧石器時代の登立遺跡もあり、かなり古くから人が住んでいたことがうかがえます。その山の名前から命名されました。


組合・製造工場概要
名称   農事組合法人 大隣岳茶生産組合
設立年度 昭和51年8月3日
事業内容 茶栽培・荒茶製造と販売 
資本金 30,345,000円 
組合員戸数 20 (現在の出役数42名
茶園面積 72ha
代表者名 大隣道治

茶園・製茶施設の変遷
昭和42年 茶団地造成事業開始
昭和47年 乗用型茶摘採機,防除機、ホイルトラクター各1台と格納庫一棟90平方bを施設
昭和51年 緑茶加工施設建物一棟1,017平方bを施設
製茶機械120`型1ライン導入
昭和54年 製茶機械120`型1ライン導入
昭和58年 緑茶加工施設機械120`3−1−3型ラインを導入。
平成 5年 製茶機械120`型1ライン更新
平成 8年 建物1,320u 240`型製茶1ライン新設
平成12年 荒茶加工施設180`5−3−3型1ラインを整備。
作業機械
1条刈摘採機 10台 (コンテナ型 6台)
中刈機  2台 アタッチメント・・・堆肥散布機、深層液肥注入機
被覆資材運搬機  2台
トラック 12台
専用運搬車  4台
トレーラー  2台
軽トラック  1台
軽ワゴン  1台

出品茶成績 
平成 9年 第51回 全国茶品評会 普通煎茶30キロ部門で農林水産大臣賞受賞
平成12年 鹿児島県茶品評会経営改善コンクールで農林水産大臣賞受賞
平成18年  全国茶品評会 普通煎茶30キロ部門で生産局長賞受賞
平成19年  全国茶品評会 普通煎茶30キロ部門で生産局長賞受賞
平成21年 全国お茶まつり東京大会普通煎茶30キロ部門で農林水産大臣賞受賞
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